2015年5月28日木曜日

オモリの意味 2

オモリには実に様々な形状があります。


投げ釣りに使うオモリもたくさんありますし、
フカセ釣りや落とし込みで使うガン玉、カミツブシも大小さまざま。


イトオモリもあれば、板オモリもあり、
容易に着脱可能なルアー用のシンカーもあります。


例えば投げ釣りでは海草テンビンジェット天秤が良く使われますが、
果たしてこの天秤が万能か?と言えば、そうでないことが多いはずです。



クロダイなどを投げ釣りで狙うときは潮の早さにもよりますが、
天秤を使わずに、中通しオモリを使うほうが良く釣れます。


また、憶病なキスを漁港内で釣ったりする時は、出来うる限り小さな3号、4号ぐらいのオモリを使ったほうが良く釣れますし、釣趣があります。


釣趣は大切です



水深が4~5メートルしかないような漁港内で20号のジェットテンビンに市販の投げ釣り仕掛けを付けて釣るよりは、極力軽いオモリを使ったほうが、キスを散らさずにすみます。



ガン玉やカミツブシなどのオモリはハリスのハリから10センチぐらいのところに、アバウトでつければそれで良い!と思っている釣り人も結構います。



それでも釣れる時は釣れますが、食いが悪いときは通用しません。



ハリとカミツブシは距離が短いほどアタリが鮮明に出ます。


モエビなどの軽いエサをつけて、ハリスに6Bなどのガン玉を付けると、ガン玉のほうが先に沈んで不自然になります。



こういうときはハリを結ぶ際に予め余分なハリスをとって、普通はハサミで切るべき余ったところにガン玉をつけたりします。


カニをエサにするときは、ハリに直接ガン玉をつけて、カニが壁際を自然に落ちていくような演出をすることもあります。



カラス貝をエサにするときは、ノーシンカー、つまりガン玉を一切打たずにユラユラと落としていくこともあります。



「TPOにあわせてオモリをチョイスするセンス」が要求されるのです。



海は生き物ですから、釣りの本のマニュアルどうりにはなかなかいきません。



自分で考えて、「ターゲットとなる魚になるべく違和感を与えないオモリのチョイス」が要求されます。


普段何気なく無意識のうちに使っているガン玉なども真剣に考えると、
実に奥が深いものです。



「ハリスに適当に付ければ良いというモノではない!!」と、言うことがお分かりいただけたでしょうか?